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タグ: 130分前後

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
127分

 大抵の人は優れたものを欲しがる。それは外見であったり、誰もが舌を巻く頭脳であったり、誰からも愛される人柄であったりと様々なものがある。本作の主人公であるウィルは外見も頭脳も優れており、本気になれば大抵の夢を叶えられるだろう。しかし彼は定職にも就かずに清掃員として働き、端から見れば非常に勿体ない生き方をしていた。

 もちろん彼がそんな生き方を選んだのには理由があり、自身の考えから今の人生を歩んでいた。才能を活かさない日常を送り続けるつもりだったが、彼も好奇心には勝てなかった。ある日の清掃中につい数学の難問を解いてしまい、お節介な教授に目を付けられてしまうのだ。そのせいでウィルの人生まで少しずつ変化していくのだが、性格まではそうそう変えられない。

 厄介な理由からこじれてしまった性格で様々な人に迷惑を掛けながら、彼は心を開ける相手を見つける。決まった時間の限られたコミュニケーション。長い時間を掛けて積み上げられた高く堅牢な壁にも小さな穴が空き、その穴は少しずつ拡がっていく。その穴から光が差したその時、ウィルはようやく本当の自分を曝け出すことになるのだった……。

 頭の良い非行少年の成長記。本作を一言で表現するとしたらそんなところだろう。しかし丁寧に練られた脚本と憎い伏線は、たとえ分かっていたとしても涙を誘う。道を間違えた時に正す存在ではなく、道を照らしてくれる存在。それに心から成功を願ってくれる親友。人と共に生きる難しさや喜び。本作を観れば大切な人と生きる日々の美しさを知ることができるだろう。

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ダイ・ハード

ダイ・ハード(原題:Die Hard)
131分

パーティーに参加する予定だった刑事が悲惨な目に遭うアクション映画。武器も揃えた犯罪者集団と刑事一人ではどう足掻いても勝てっこないが、不運にもその刑事は常識が通じない相手だった。うっかり危ない目にも遭うが、主人公は持ち前のセンスでどうにか切り抜ける。その姿は逞しく、あまりにも強い。後にシリーズ化されるだけあって一方的な強さを見せつけるだけではなく、意外にも丁寧な伏線が用意されている。アクション映画の面白さとストーリーの面白さがきっちり両立されていて、爽快感を味わいたい方には手放しでおすすめできるだろう。強いて言えば一部の方々は国民の命を守る意識が薄く、何の為に存在するのかと疑問が残る箇所もある。その辺りについては、爽快感からはほど遠いかもしれない。

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シャッター アイランド

シャッター アイランド(原題:Shutter Island)
138分

 連邦保安官の主人公はある人物を探しており、別の名目で島を訪れる。なにやら色々と怪しい場所で妙な者達と邂逅しながらもどうにか捜査を進めるのだが……。捜査自体も裏の目的も同時に進行し、そこまで派手さはないものの次々と様々な出来事が起こる。中にもラストへと繋がる演出の数々はそれが何を表しているのかと考えさせられる。しかしその演出が過剰すぎるせいか、真実を理解しやすくもなっていた。それにこういった映画では付き物で、見た瞬間に何もかも理解してしまうようなコピーもご丁寧に添えられている。面白いが、色々と残念な印象ばかりが残ってしまう一作だった。

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ゾンビ

ゾンビ(原題: Dawn of the Dead)
127分

 言わずと知れたロメロのホラー映画。現在主流となっているゾンビの生態や特徴は本作で確定したと言っても過言ではない……が、ゾンビ自体の設定はもっと古くから存在する。昨今のゾンビ映画と比較するとそこまでの恐怖感は無いものの、人類の無力さや絶望感は味わえる。また、あるゾンビの行動原理について考えるのも実に面白い。

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エクソシスト

エクソシスト(原題: THE EXORCIST)
132分

 言わずと知れたオカルト映画。結局悪魔は何だったのか、何故彼女なのか。そんな疑問が浮かんでも悪魔だからとしか言えない。様々な謎は残るが、悪魔を題材にした映画としては満足できる。しかし動(恐怖や激しいシーン)が少なく静の場面が多い作りは人を選ぶだろう。尺の長さもあり、怖い映画を観たいだけの人には期待外れかもしれない。

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