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レナードの朝

レナードの朝(原題:Awakenings)
121分

 いつも通りの日常が永遠に続くとは限らない。ふとした拍子に環境が変わることもあれば、自分自身が変化してしまうこともある。本作に登場するのは、病気によって日常が失われた患者と医者達だ。主人公はこれまで研究に没頭していた医者だったが、臨床医として勤務することになる。戸惑いながらも患者を診ている内に、研究熱心な性格からか特定の患者に共通した反応があることに気付く。様々な方法を実践し、実際に効果も出始める……。舞台やテーマからすれば退屈な展開が続きそうなものだが、主人公の静かな変化と患者の劇的な変化で飽きずに鑑賞できる。切らない(血の出ない)医療物を探している方がいれば、この作品をおすすめしたい。

Published in 名作 映画感想